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作家、評論家 紀田順一郎氏 |
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「プロにはなくてはならないツールです」
新潮社から11月末に新しい著作『翼のある言葉』が刊行されます。この本の執筆のときにジャパンナレッジは大変重宝しました。たとえば、ゲーテやモンテーニュ、魯迅といった大作家の残した言葉などを調べようとします。インターネットの世界にはそうした大作家のファンサイトがたくさんあり、そこにはかなり詳細な情報が書き込まれています。しかし、ページの作成者は趣味で作っているので、細かい部分の事実確認まではやっていないことが多い。ある意味“勝手サイト”です。客観的に事実確認をする際には使いにくい面がある。
実際、生没年や年号、作品名など、細かい部分で間違いが多いのです。元号の後に西暦年を併記するという、書籍などでは日常的に行われている慣習も欠如しています。些細なことですが、執筆作業には非常に重要なことなのです。編集作業が行われているか、いないかこの差はとても大きいのです。
普段、インターネットを見ていて何気なく感じてはいたのですが、実際に執筆するときジャパンナレッジを使って、そのありがたさを痛感しました。プロにはなくてはならないツールです。
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ジャーナリスト 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 武田徹氏 |
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「ジャパンナレッジはプロが提供している信頼性の高い情報の宝庫だ」
記事の執筆で日常的にGoogleやYahoo!を使うことが多いのだが、ネットで集めた情報はそのまま記事に引用できない。有益そうな情報でも、正確性に確証がもてないから。ネットの世界はしばしば玉石混交と形容されるが、専門家とまったくの素人が対等に情報発信できてしまう構造的にフラットなその特徴は、一般ユーザーの参加が多くなってますます助長されており、もはや「玉」と「石」を区別すること自体が困難になっている。いくら情報が量的に拡大しても、信頼できるか否かが判断不可能だと使いものにならない。「信頼性」というものが、いかに大切かということを、情報が氾濫し始めているネット時代だからこそなおさら僕らはしっかりと考えなくてはならないのだと思う。ジャパンナレッジはプロが提供している信頼性の高い情報の宝庫だ。それ自体、横断的な調査を可能とする便利で頼もしい道具たりえているし、ネット情報の正確さを吟味する上でも役に立つ。信頼が置けるデータベースを使う重要性は増している。信頼性をいかに確保しつつ、情報資源を未来に残してゆくか、それを自覚的に捉えた文化の設計が重要な時期に、ぼくたちはさしかかっているのだ。
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文芸評論家 三橋暁氏 |
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「現代ミステリの背景にある文化を読み解く手がかりとして欠かせないサイトだ」
現代ミステリの地平は、限りなく広大である。そういう意味で、わが国に紹介される海外からのミステリを読むのは、世界中のさまざまな文化を居ながらにして体験するに等しい。翻訳ミステリのレビューや評論は、いわばそれら世界中の文化に読者を案内する仕事であると考えている。
その良き案内人に必要なのが、さまざまな文化についての広範囲にわたる最新の情報であることはいうまでもない。その情報収集を行う際にとても重宝しているのが、このジャパンナレッジだ。調べたいときに、調べたいテーマへのアクセスが手軽にできる。さらに、関連事項を追跡調査するのにも、実に便利なつくりになっている。ついつい知識の深みに嵌まって、執筆が遅れてしまうこともしばしばである。現代ミステリの背景にあるさまざまな文化を読み解く手がかりとして、絶対に欠かせないサイトだ。
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翻訳家 笹野洋子氏 |
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「ジャパンナレッジは辞書を超える知識源」
少し前のことですが、翻訳をしていたときに「pecan(ペカン)」という単語に出くわしました。「メキシコ産のクルミ科の高木」ということは英和辞典をチェックすればすぐにわかります。しかし、その植物にはどんな実がなるのか、どれくらい高い木なのかなど「pecan」についての知識はそれだけではわかりません。「pecan」の語釈を知るだけではいい翻訳はできません。「pecan」について十分に知り、理解したうえでなければ、齟齬(そご)がない日本文は書けないのです。当然、英和辞典だけでは到底、情報が足りないわけです。
ここにジャパンナレッジの魅力があります。「pecan」で検索すると、『ランダムハウス英和大辞典』のほかに、『日本大百科全書』(百科事典)も検索結果としてヒットします。つまり『日本大百科全書』の「ペカン」の項目は英語の「pecan」で引いてもちゃんと出てくるので、必要な知識を素早く、確実に手に入れることができるのです。これには大変重宝しました。
ジャパンナレッジの一括検索「ワンルック」は忙しい翻訳者にとっては時間の節約になり、非常に有益な知識源になるのです。
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作家、博物学研究家 荒俣宏氏 |
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「ジャパンナレッジで『ワンルック』すると、『へぇ』の世界が見えてくる」
コンピュータの事典が紙のものよりすぐれているのは、検索機能です。検索をして、予想していたものが選ばれてくるのは、便利であっても確認にすぎません。しかし、まったく思いもかけなかったものが出てきたとき、「なぜだろう」という疑問が生じ、より詳しく調べて得心がゆけば、それは「へぇ」の世界となります。たとえば、格好いい男をあらわす「二枚目」が、江戸時代の歌舞伎小屋に掲げられた札の右から二枚目がそういう役どころだったことから来ていることを知ったとき。これがわかると「三枚目」も同じ語源だということに気づきます。知ってしまえば、なるほど・あたりまえの世界ですが、結びつかないと思っていたものが結びついたときの驚きと悦び。知の快感がここにあります。
電子辞書や百科事典の面白さは、まさにこの串刺し検索による新たな世界との出会いにあるのです。「へぇ」の世界への扉を開いてくれるジャパンナレッジの「ワンルック」。もう手放せそうにありません。
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東京国際大学教授 桑原政則氏 |
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「ジャパンナレッジは快適なタイム・セーバー(時間節約館)です」
私がジャパンナレッジを使うのは、主に論文の執筆と講義用ホームページ作成( http://www.tiu.ac.jp/~kuwabara/)のためです。JK収録の辞事典は基本的な定義がしっかりなされているので、講義にはうってつけです。論文執筆の際は、まずJKで基礎知識を得、全体の鳥瞰図を描き、それを元に検索エンジン、文献などを使って肉付け作業を行います。最後にまたJKを使って仕上げます。
どちらの場合にしろ、JKは私にとって“空中図書館”です。今の時代、求められているのは、知識を溜め込むことではなく、必要な知識をすばやく検索するワザです。「検索速度」とは、検索ボタンを押してから、結果が画面に表示されるまでの時間ではありません。的確な知識、情報を得るまでの時間のことです。ジャパンナレッジは快適なタイム・セーバー(時間節約館)です。
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精神科医 神戸芸術工科大学視覚情報デザイン学科助教授 香山リカ氏 |
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「専門外の知識を収集する苦労から解放されそうです」
五年ほど前から大学の芸術工学部でメディア文化史と映像心理学を教えています。芸術工学というのは一口で言うと、芸術を総合的な視点から考えていこうという学問なのですが、いちばん苦労するのが、専門外の知識をどう収集するかという点です。専門である精神医学については調べるまでもありませんが、この学問では専門外の知識を多く要求されます。
たとえば「うつ病」を病んだアーティストの作品の中に、その病理がどのように潜んでいるかというテーマを扱うとします。まずそのアーティストに関する基礎的な知識を収集しなければなりません。今までは図書館やインターネットの検索サイトで調べていたのですが、非常に時間と手間がかかる。ジャパンナレッジだとそうした基礎的な情報──幅広く、かつ深い知識が最小の手間で手に入れることができるようになっています。一括検索できるワンルックは辞事典やコンテンツを指定しなくても、結果が瞬時に出てくれるので大幅な時間の短縮が可能です。知識空間の拡がりにも魅力と可能性を感じます。私のように専門外の知識をいつも求めていかなければならない人間にとっては欠かせないものとなっていますね。「知識探索の場」というにふさわしいシステムです。
そういえば、うちの母が電子辞書を買ったのですが、「『イケメン』はたくさん入っているうちのどの辞書で調べればいいの?」と聞かれました(笑)。ジャパンナレッジのワンルックはそんな気遣いもいりませんからお年を召された方にとても便利かもしれませんね。
※11月10日に最新刊「『心とおなか』の相談室」(NHK出版)が発売されます。食事や料理にまつわるさまざまな悩みやトラブルと「心」との関係について、Q&A形式で楽しく考えてみよう、という本です。
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ジャーナリスト 立教大学非常勤講師 足立倫行氏 |
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「ジャーナリズムの世界を目指す若い人たちへ」
会員になったのは2002年11月ですから、ちょうど一年になりますね。私がジャパンナレッジを愛用している最大の理由は、記事の客観性と仕事を進める上での即効性です。自分ではわかったつもりになっていることが、実はそうでないということを痛感させられたことも多々あります。私の場合、利用するのは主に辞事典類(『日本大百科全書』など)ですが、ほかにも多くのソースが搭載されているから物事を多角的、立体的に検証できる。
また、今年から立教大学で「自然環境とコミュニティー」をテーマに授業を受け持っているのですが、その下準備にもジャパンナレッジは活躍しています。つい先日、「足尾銅山鉱毒事件」に関連する資料を探していたとき、「亜硫酸ガス中毒」や「鉱害」についての項目まであることに改めて驚かされました。さらに「公害」の項目では日本の公害の歴史や、日本の公害問題が世界の中でどういう位置を占めているのかなど、幅広く、かつ、客観的な知識が簡潔にまとめてあって、大変助かりました。
これからジャーナリズムの世界に入る若い人たちにもぜひ勧めたい知識ソースです。
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図書館・メディア研究所 代表 小畑信夫氏 |
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「『調べ学習』と『ジャパンナレッジ』」
今、学校では「調べ学習」の時間というものがあります。子どもたちが自分でレファレンスしていく能力を身に付けるというのがひとつの目的です。子どもたちが自分で課題を考えて、自分の力で解決していく能力を育てていくという眼目なのですが、子どもにそれを要求するのはハードルが高い。ですから、司書がレファレンス解決の見本を見せてあげる。季節に合わせてキーワードを考えて、それに合った本をすすめてあげるのです。
たとえば10月にはハロウィンがありました。ハロウィンから想像されるキーワードをネタにするのです。なぜハロウィンは南瓜(カボチャ)なのか、なぜスイカじゃダメなのか、そんな「なぜ」を子どもたちに投げてあげる。一緒にカボチャに関する本をすすめてあげる。
大人の場合はちょっと難しいですね。ジャパンナレッジで「南瓜」を調べてみると、7件の検索結果が出てきます。この6つ目に「南瓜与惣兵衛」というものが出てきます。これは江戸時代の戯作者ですが、この読みを答えられる方はいらっしゃいますか? 実はこれは「なんかよそべえ」と読みます。さまざまな事典や辞書を調べてみましたが、この人物の情報が載っているのは、ジャパンナレッジにも入っている『日本人名大辞典』(講談社)だけなのです。
このようにして、新しい知識を見せていく。そういう知識というか、ものを調べる技術の蓄積が、子どもたちにいま求められている“生きる力”、あるいはその“生きる力”を学んでいく総合的な学習の時間の目的なのです。
ジャパンナレッジに入っているコンテンツのほとんどはいままでも単体では存在していました。しかし、このワンルックという全部のコンテンツを総なめで検索できる機能、そして今後も増え続け、進化するコンテンツは過去に例がない。ジャパンナレッジは、図書館のレファレンサーのみならず、一般の人にとっても非常に有効なツールになっていきます。絶対に!
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小説家 逢坂剛氏 |
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「世界が何倍にも広がるジャパンナレッジ」
言葉を入れてボタンを押すと、言葉の意味がわかる。事典・辞書の検索なんて、そんなものだろうと考えがちです。しかし、ジャパンナレッジには、ほかにも楽しい使い方があります。ふだん、思いつかないような発想が生まれたりして、世界が広がるんですね。“逢坂流ジャパンナレッジ探索術”を披露しましょう。
たとえば、「1853」という数字を入力窓に入れて、百科事典を全文検索してみます。そうすると、世界中で1853年に起こった出来事が、目の前にパッと現れる。ペリーが、浦賀に来航した1853年という年は、石川島播磨重工業の前身となる石川島造船所が、水戸藩によって創立された年であり、アメリカでは『アンクル・トムの小屋への手引き』が刊行され、オランダではゴッホが生まれた年なのです。ナイチンゲールや、ノーベルとゆかりの深いクリミア戦争が起こったのも、1853年です。同時代に起きた出来事を、グローバルな視野でとらえることで、思考は深く、広く、果てしなく続きます。
時間軸によって、世界を輪切りにする。ここに、ジャパンナレッジによって可能となる、知識探索の醍醐味がありそうです。思わぬ再発見や、発想のきっかけが得られます。そうした「再発見」が、小説の世界を広げてくれるのではないか、という期待もあります。
ひとつ、注文があるとすれば、できるだけ早く『日本国語大辞典』を搭載してほしい。あのすばらしい辞典が、物理的な制限のために(重い・場所をとりすぎる)あまり使われなくなっていくのは、非常に悲しいことですから。
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