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神社仏閣や景勝地などの俯瞰図、生活風俗に関する写実的な挿画で江戸の文化・風俗を細かに見ていくことができます。
『江戸名所図会』は、江戸時代を代表する地誌で、江戸名所の集大成と評されています。天保5年(1834)と天保7年(1836)の二度に分け、7巻20冊が刊行されました。収録された項目は千を数え、収録地には江戸はもちろんのこと、現在の神奈川、千葉、埼玉の名所も含まれています。絵師の長谷川雪旦による、神社仏閣や景勝地などの実地調査に基づいた俯瞰図や、生活風俗に関係する事柄の詳細で写実的な描写の挿画742点も魅力の一つです。
本文校訂/市古夏生、鈴木健一
挿画解説/鈴木章生 ©ゆまに書房 ©筑摩書房 コンテンツ情報
(2011年5月現在)
外観や周囲の状況がわかる俯瞰図江戸名所図会の多くが、神社仏閣や景勝地などの実地調査を行い、外観や周囲の状況がわかる俯瞰図となっています。家に居ながらまるでその場所にいるかのように、楽しむことができます。
![]() 江戸名所図会「御茶の水」 名残り多い江戸の風景江戸時代に描かれた風景とはいえ“いま”に残る数々の名所は、現代の風景と見比べてみることもできます。
![]() 江戸名所図会に描かれた「市谷八幡宮」 ![]() 現代の市谷八幡宮 詳細で写実的な描写生活風俗にかかわる事柄については、できるだけ詳細で写実的な描写で描かれています。当時の生活様式、道具、服装など江戸の様子を細かに見ていくことができます。
![]() 洗濯干しの風景(「侍従川 光伝寺」より) ![]() 釜に吹き竹で息を吹き込んでいる炊事の様子(「六月朔日 富士詣」より) ![]() 脚半を付けて鍬を持つ農夫の姿(「河崎汐浜」より) ![]() 棒手振で鯛を運んでいる魚売り(「十軒店雛市」より) |
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