2.数え方・数え方のポイント
- 「数えるもの」から連想する数え方(助数詞、ならびに助数詞と同じ働きをする名詞)をできるだけ多く示しました。例えば「梅」という言葉には、梅の木、梅の花、梅の実という複数の意味があります。これらの意味に対応する数え方(梅の木=本、株、樹、木)(梅の花=輪)(梅の実=個、粒)を示しました。また、その使い分けを[数え方のポイント]で解説しました。
※助数詞「つ」は多数の項目について口語などでの「数え方」として示すことができますが、本書では書き言葉でも積極的に使う場合を中心に表示しました。 - 多義語で、意味の違いによって数え方が違う場合は、別々に[数え方のポイント]を解説します。
※ここでいう多義とは、先に挙げた「梅」の例のような意味の違いではなく、「カーブ(曲がった道)(野球の球種)」のように、国語辞典などで語義番号を付け、別のブランチとして扱われている意味の違いのことです。
[例]

※多義語であっても同じ数え方になる場合はまとめて解説しました。

- 数え方の前にくる数詞の種類(漢語数詞・和語数詞・英語数詞)を記号(▲・●・★)で表示しました。例えば、「▲枚{まい}」は「いちまい」(「いち」は漢語数詞)、「●皿」は「ひとさら」(「ひと」は和語数詞)、「★パック」は「ワンパック」(「ワン」は英語数詞)となって、それぞれ違う種類の数詞に付くことを表します。
[注意]
和語数詞に付く記号「●」は、数詞「1」に付く際に「1」の読み方がどうなるのかを基準に表示しました。例えば「1皿」は「ひとさら」としか読めませんが、「2皿」「3皿」となると、和語数詞に付いて「ふたさら」「みさら」と読む以外に、漢語数詞に付いて「にさら」「さんさら」と読むこともあります。本書では、このような数詞と助数詞との接続の特性をふまえたうえで、あえて「●」の表示だけにとどめました。
※[助数詞・単位]の場合は、それぞれ(漢・和・英)と表示しています。 - [数え方のポイント]では、語の使い方や由来を示しました。慣用的な数え方や歴史的な数え方も紹介し、使い方をイメージしにくい場合には用例を示しました。一部の用例には複数の数え方を示して、その使い方の違いを{○|×}の記号で表示しました。「○」は使用できることを、「×」は使用できないことを表します。また、{ | }内のすべての数え方が置き換え可能な場合には記号は付しませんでした。
[例]

- [数え方のポイント]では、これ以外にも、多義語や略語・外来語などに適宜語義を補ったり、さまざまな角度から数え方に関する補足説明を加えたりしました。関連項目・コラムを ⇒ → を使って指し示しました。